掲示板との出会い



地元で開催の万博だったがイマイチ関心が持てず、知人から格安でチケットを譲り受けたことですっかり熱にうかされてしまった愛地球博。

 ボクがこれほどまでにこのイベントに魅せられていったのは、そのイベントの内容は当然のことながら、ある掲示板との出会いが大きな影響を及ぼしていた。

 愛知県内でで美容院を営む関係で、お客さんから多くの万博情報を得ていたが、少ない訪問でいかに効率よく観覧するか?そのヒントを探すためにNetサーフィンをしている時に、たまたま出会ったのが「0から行こう愛知万博!」のHP内にある情報掲示板だった。

 Net経験はそこそこで、自分自身も長くHP運営をしてきて、勿論自分のサイトにも掲示板は設置してあり、一日に500前後のアクセスだが、それでも「0から愛知万博へ行こう!」の掲示板には、遠く及ばないが書き込みはあとをして下さる人は絶たない。それを思うと表面に出ることなく、掲示板の管理をされた開設者の方には、頭が下がる思い出いっぱいなのである。

 ボクは自身のHPを通して、掲示板でのモラルやマナーなどを学びまたそこからリアルでも付き合いのできる多くの友達を得る事ができた。だが「0から愛知万博へ行こう!」の住人の方々の中には初心者の人も多く、そこで色々学びながら常連になって行くスタイルも多かったと思う。

 たまたま訪れたその掲示板は、一度きりの情報を求める人々、とにかく万博の情報が欲しい人達が集い、それに万博経験者やNet上級者の人々が答えてゆくというもので、優しい中にも自サイトのような馴れ合いの雰囲気は存在しなかった(自サイトでの馴れ合いは大好きですが)

 ある住人の方が、馴れ合いがなかった部分が良かったのだと語っていたが、確かに多くの者が情報欲しさに集まってくる掲示板での馴れ合いは、一見の訪問者が参加しづらくなり、多くの有益な情報を得るためには、その事が原因で情報量を尻すぼみにしてしまう事があるので、ボク自身も同感だった。

 けれど万博が終焉の時を迎えるにしたがって、それに伴う掲示板の閉鎖を惜しむ人が増ていった。

 「馴れ合い」

 ひと言でいってしまえば、聞こえの良いものではないかもしれない。けれど同じ心の持ってき場所を見つけ、沢山の文字で会話を続けてきた住人たちの間で、少なからず仲間意識が生まれることは自然の流れだったと思う。むしろ閉幕を直前に控えるその時期まで、そういったムードを作らなかった住人の人々は素晴らしかったと思う。

 ボク自身、正直、時々自然発生的に立つ釣りと呼ばれるスレッドの中でも悪意の無いものが好きで、実はそれまでのHNを変えて投稿したのが、今の掲示板内でのHNなのだけれど、以後は自分への戒めも込めて、固定HNで通すことに決めてから、最初は真面目なレスをするのにこのHNに気恥ずかしさを感じる部分もあったが、最後までそれを通して良かったと思っている。

 人の心はそれぞれなので、本当は仲良しムードでの住人のやり取りを苦々しく見ていた人々も確実に存在したと思う。けれど閉幕間近で童心に返る一部の一丸ムードを 最後におおめに見守ってくれたことに対して、今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

 そんな住人のみなさんと共有させて頂いた思い出を感謝を込めてここに記しておきたい・・・・・・

 そう思いました。

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